FNS歌謡祭・尾崎豊の曲がジェジュンにカバーされる意味とは

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FNS歌謡祭に韓国アーティストが4組出演

引用:K-styleより

日本のフジテレビ「2018 FNS歌謡祭」にBoA、IZ*ONE、ジェジュン、SUPERNOVA ユナクが出演する。

フジテレビは「2018 FNS歌謡祭」の本年度出演者リストを公開した。この中にBoAとIZ*ONE、ジェジュン、SUPERNOVA ユナクが名を連ねた。

韓流アーティスト、ジェジュンについて

私は、現在ほとんどTVを見ないし、韓流アーティストにも興味が無い。

だがBoAの名前と初期のヒット曲くらいは知っている。

FNS歌謡祭がネットでも注目を集めているが、中でも気になったのが

尾崎豊のカバー曲をジェジュンが歌うというニュースだった。

私は恥ずかしながらジェジュンを知らないし、東方神起は名前しか知らない。

だから、好き嫌いを語る立場にはいない。

ジェジュンは元東方神起のメンバーで2017年から日本で個人事務所を立ち上げ、日本での活動を本格化したらしい。

サポートには渡辺謙が所属する事務所「ケイダッシュ」が関わっているという。

ジェジュンは韓国の大手芸能事務所「SMエンターテイメント」と契約で揉めてトラブルになり独立したようです。

ネットの声を調べると、ジェジュンのFor get me notは素晴らしいと称賛の声が多い。

 

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尾崎豊様

김재중 Kim Jae Joong 金在中 ジェジュン JJさん(@jj_1986_jj)がシェアした投稿 –

番組ではメドレーと発表されているのでそれ以外の曲は何を歌うのか興味がある。

当日はTVを見て、その実力を検証したいと思う。

日本語にも問題は無く、ビジュアルも優れており、優れた
歌唱力もあるのだという。

今回の放送で多くの日本人がジェジュンのFor get me notを耳にするだろう。

これを期に、尾崎豊が再評価されることを望んでいる。

尾崎豊について80年代の記憶

彼は、1980年台、10代の教祖と呼ばれ、熱狂的なファンの支持を得ていた。

私も、大きな影響を受けた1人である。

世間的に知られているのは「卒業」と「盗んだバイクで走り出す〜♪」の15の夜、数々のアーティストがカバーしている「I love you」だろう。

だが彼の才能は一部のコアなファンのものではなく、もっと公に知られて欲しいと願うのである。

尾崎のオリジナル・アルバムは全部で6枚、計71曲が発表されている。

その歌の世界観は、アルバム毎に、時代と社会を表した全く異なった魅力があり、簡単には語り尽くせないものがある。

彼の歌の完成度が高いのは、詩が時を超えた普遍的なメッセージ性を帯びていて、聞く人の心に強く迫ってくるからだろう。

また、彼のシンガーソングライターとしての才能は、その絶叫とアクションに集約される。

私は一度だけ横浜アリーナでのBIRTHツアー(1991)に行くことが出来たが、彼が歌いステージを移動するたびに観衆も左右前後に激しく動き回り、客席が揺れるほどだった事を覚えている。

若い聴衆を熱狂させる、生きている尾崎が好きだった。

私が大学生の頃、寝ていたら

まだ生きていた母親が「尾崎が死んじゃったよ」と起こしに来たことを昨日のように思い出す。

もう26年も経ったのかと気が遠くなりそうな気持ちになる。

彼の実家がある自衛隊の町、朝霞市にも住んでいたことがあり

練馬区にも土地勘があるので、育ったエリアは尾崎と重なる部分が多い。

だけど、あんな風に、思いや考えを歌にして届ける能力は持っていなかった。

だから憧れたし、若者の教祖となり得たのだと思う。

社会システムに対する疑いや孤独や不安な気持ちを、言語に変換できる能力、言葉に乗せて発信する力は尾崎豊に備わった稀有な才能であった。

尾崎の死について

東京・護国寺で行われた葬儀に集まったのは4万人だという。

26歳で不可解な死因で亡くなった彼には、今でも謎な部分が多い。

診断は覚醒剤中毒による肺水腫だったという。

イメージ戦略でコントロールされた暗い憂鬱な表情の10代のモノクロ写真のイメージとは違い、本当は大きく笑う、陽気な人であったとか。。。

FNS歌謡祭は、フジテレビの韓国贔屓な点が鼻につくが、平成最後の年に尾崎をこうして取り上げてくれる事は素直に喜ぶべき事だと思う。

時の流れが速い現代社会において、死者はあっという間に忘れられてしまうから。

はっきり言って、今日誰が亡くなった、死んだというニュースに心の感度が下がっているのだと思う。

今年亡くなった著名人も多くいるが、私が記憶しているのは「西城秀樹」と「樹木希林」ぐらいなもので、もっと多くの方が亡くなられているのに、残念なくらい人の生命に興味関心を失っている。

皆自分が生きることで精一杯だから、ひとの死に対して反応が鈍くなっているのかもしれない。

尾崎豊は、当時ファンだった私達の心に生き続けているし、これからも他のアーティストによって

時代を超えて歌い続けられていくだろう。

正直なところジェジュンの歌唱にはあまり関心がないんだけど、尾崎の楽曲の完成度の高さを世間に知らしめてほしいと思う。

尾崎豊は、反体制の歌を歌っていたし、覚醒剤の常習者であった事から、世間では長く悪いイメージを持たれていた。

今回のFNS歌謡祭で、尾崎の事をネットで聞いて、ファンになる人が増える事を望んでいる。

自らの命を賭けて、魂の歌を歌っていたロックシンガーが日本にいた事実を、後世に残していきたい。

 

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