野村克也逝く ID野球の思考はビジネスにも応用出来る

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ビジネス弱者なら野村ID野球の思考に触れてみたい。

 

ヤクルトや阪神、楽天で監督を務めた名将の野村克也さんがお亡くなりになった。

私が知っているのは、西武ライオンズで引退した事と90年代のヤクルトでの監督以降だけなのだが弱い戦力で、強い相手に頭を使って勝つ野球というのは、とても印象に残っており

中小企業や一般労働者などの弱者にも、野村ID野球の考えは応用が利くのではないかと思い

より野村氏の考えに触れたくなりKindleの電子書籍で、数多くある著書のうちの一冊を購入した。

タイトルは 野球と人生  最後に笑う「努力」の極意 です。

新書なのでページ数も少なくすぐに読めそうなので選んだ。

この本は、過去の著作の中からの引用でまとめられている。

書籍を読むと新聞やTVだけでは、知ることの出来なかった人の経験や思考を知ることが

出来るので、YoutubeやTwitterなどのすぐに流れてしまうコンテンツを異なり

時代が変わっても、必要とされる媒体である。

 

ID野球の原点は弱者だった野村氏が勝者に勝ち生き残る為に会得した物

世の中の成功者と呼ばれる人は、小さい頃貧しかったり、不遇な時代を過ごした経験がある人も多い。

野村氏も、貧しい家庭で育ち家族を助けようと新聞配達をしながら、プロ野球選手を夢見て、南海ホークスのテストにチャレンジをする。元々は巨人ファンだったのだが、ライバルに強力な選手がいた為、勝てるチャンスのある南海ホークスを選んだという。

プロ野球の世界は、昔から現在まで結果が全ての世界で、一般人とは比較出来ない程、過酷な競争社会だ。高校野球や大学野球で活躍してもプロ野球では、全く結果を残せない選手も少なくない。近年では早実出身の斎藤佑樹(日本ハムファイターズ)等が記憶に新しい。

野村氏の長い野球人生のキャリアの中でも圧巻だったのは、一斉を風靡した90年代のヤクルトスワローズのID野球の時代だ。

改めて調べてみると1990年から1998年まで9年間でリーグ優勝4回、日本一3回とヤクルトの黄金時代を築いた。

当時の選手達は、古田や稲葉を始め多くが指導者になっていて、ID野球の理論が間違いでは無かった事を証明している。

書籍の中で、書かれていて印象的だったのは、45歳で西武を引退した後、日本一の野球解説者になる為に、多くの本を読むようになったという内容です。

テスト生でクビになりそうな状況を切り抜けてプレイングマネージャーにまで抜粋されプロ野球での経験を講演会で語る為に基礎となる「どんな物事にも共通する原理原則」を学んだそうだ。

近年では、SNSなどで個人の発信を見る機会も多くなったが、多くの人に受けて利益を上げる為に、偽った経歴や内容を投稿する者も多く、いずれ問題になるだろう。

個人の情報発信では、自分の知らない事や経験していない事を、発信しては共感を得ることは

出来ないだろう。

私はSNSに関しては、共感を得る経験をあまりしていないので、多くを語れないが多くのエンゲージメントが得られるのは、実体験に基づくリアルな投稿をした時だと感じている。

 

能力が劣る弱者が強者に勝つ為には、どうすれば良いか?

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Photo by Christina Morillo on Pexels.com

野村ID野球が痛快だったのは、圧倒的な戦力差がある相手に、頭脳戦や心理戦で奇策を使い

勝利するというストーリである。

万年Bクラスのヤクルトや阪神、楽天が、資金も戦力も豊富にある巨人やソフトバンクを相手に、勝利する試合内容に、長年の巨人ファンである私は、驚かされた物だ。

そして、お金だけを使い勝てない巨人からは心が離れていった。

当時は、長嶋監督が元気な頃で、松井も若くて勢いのある時代だったが、野村ヤクルトは、他球団をクビになった選手を再生して、活躍させるパターンが多く、一般のビジネスマンの心にも刺さるニュースだった。

本の中では、弱者が強者に勝つ秘訣が、いくつも書かれていて、ネットビジネスや会社員の実践にも参考になる内容が多い。

野村監督は試合の前の長時間のミーティングでは、様々な試合状況を想定してシミュレーションを重ねて、選手に徹底的に準備をさせる事によって、結果を出させていたという。

最後に野村氏の著書を読んでの感想とまとめ

最近では会社員の副業や複業が話題になっているが、本業をないがしろにした複業では、

安定・継続した結果を出していくことは難しい。

また、プロ野球同様に一般人のビジネスも資本主義化の競争社会であり、ライバルに勝ち続けて生き残っていく必要がある。

YoutubeやTwitterなどで受動的に、誰かの動画やタイムラインを見ているだけでは、頭を使ってビジネスをする能力は上がらない、何よりも深い思考の連続に基づく戦略と実践が必要なのだ。

受動的に情報を受け取る立場から、自主的に情報を発信していくスタイルに多くの日本人が生まれ変わる必要があると思う。

一生安泰な会社やお気楽なサラリーマンは、昭和の幻想だ。

誰かに与えられた仕事で、決められた給料を貰っているだけでは、生き残るには苦労する。

野村氏は南海ホークスのテスト生で入団した数年後、クビを宣告されたそうだ。

そこで、失望してただ頷くのではなく彼は、「南海電鉄の電車に飛び込んで自殺する」と切り返して、クビを免れている。

若いときから、命がけで野球という仕事に取り組んでいたからこそ、この機転の効いた切り返しが出来たのだろう。

圧倒的に虐げられ、声を上げない労働者で一生を終えるのでは無く、失敗を恐れず改善を続けながら、自分で考えて行動を継続していく。

自分の仕事や給料は自分で生み出しコントロールして市場で戦っていく。

あなたの給料は、誰かに決められた数字でしかない。

もっと秘められた能力があるかもしれない。

人生の時間は限られている。

いつ死んでしまうか解らない不安定なのが人の生命だ。

本業でも副業、趣味でもいいから、泥臭く何かに夢中になって取り組んで多くの経験をして

発言していこう。

そして「他者の人生での経験知」を知識として自分にインプットしていく。

高価なnoteなどの情報商材はいらない。

書籍のほうが、プロの手によって纏められていて、コストパフォーマンスは高い。

本を読むためには、長時間労働を避けて時間を確保する必要がある。

土台となる古今東西の名著を読み、原理原則を理解して他分野に応用していく。

一過性のインフルエンサーに惑わされず、自分自身の経験を繰り返し積み上げていく。

結果として、会社の会議やTwitterなどのSNSでのアウトプットにも反応は得られるようになっていくと思う。

 

 

 

 

 

 

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