文学で生計を立てるって、昔から相当に難しい事だと理解する。
三島、太宰、夏目と文豪と呼ばれる人は何人かいるけど、売りたいけど売れないとか、何とかしてでもがめつくお金を得たいという、人間の欲望が巧みな筆致で描かれていた時、私達は共鳴共感出来る。
そもそも、職業作家というのは先の分からない、リスクに満ちた商売であって、それは芸能の仕事も一緒たろう。
会社員としてのポジションが無くなり途方に暮れる気持ちを私は知っている。
職種、部署で縦割りされる事で全体のビジネスを理解していないまま、使い潰され無収入になってしまう人は少なくないだろう。
もう、雇ってくれるところが無いならば、薄っベラで色褪せた履歴書なんて、書かないで自ら出来ることで日銭を獲得していきたい
若ければ学び直しも、間に合うかもしれないが、ゼロから中高年が一旗あげるとか、自営業で結果を出すのは並み大抵ではなし得ない事だ。
だから近所の個人商店の人とか自営のこじんまりとしたお店の人を軽く見てはいけない。
彼らは、生死をかけたサバイバルをやっている。
鼓動が高まり、追い詰められる、ギリギリの戦い。
メンタルを病んだとか言っている暇なんてない。
ただやるだけ生きるだけ。
もう、難しい洋書は読まなくていいから、それは速い人に解説してもらって、自分は底辺でもブルーでも死にものぐるいでやってみよう。
そこから文学や他の芸事への活路が見いだせると、私は考えている。
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